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KBテキスタイルは、2017年12月に設立されたばかりの会社です。KBツヅキと大阪杉本の共同出資会社ですが、事業の骨格はKBツヅキのテキスタイル製品事業の内、衣料テキスタイル、寝装、ホームテキスタイル、ニット、コートの販売機能を移管する形で、2018年1月から本格稼働を始めました。
国内に強いKBツヅキと海外に強い大阪杉本が相互の強みを活かし、相互補完をしていくことで、これまでより幅広く、より多くのお客様のお役に立てる会社になれるはず、と考えます。まずは、3年先を見据え、きちんと独り立ちのできる会社を目指します。

株式会社KBテキスタイル
代表取締役 野呂 隆一

2社のシナジー効果を最大に

事業の母体となっている旧KBツヅキのテキスタイル事業にとっては、大阪杉本と組むことで素材の幅が大きく広がり、日本のみならず、海外製の生地・素材も扱えるようになるメリットがあります。
また、大阪杉本の持つ海外拠点資産の活用で、商材が織物から縫製品まで広がり、提案可能な業務範囲が広がることでしょう。

それによってKBツヅキの持つ国内生産のクオリティや迅速な対応力が活用できるなど、両社の持つ機能や品質管理能力、人材に至るまで、シナジー効果を期待できる組み合わせは無限大です。

プロダクトアウト型からの脱皮

プロダクトアウト型になりがちなメーカー的発想から、もっとお客様と一緒に新しいチャレンジをする、というマーケットイン型の発想と姿勢に立っていきたいと考えています。
私どもは裏方であり黒子ですから、お客様のニーズありきというスタンスは変わりませんが、お客様のニーズに最適にお応えするために、我々の持つ資産や能力を柔軟に組み合わせて、お客様と一緒に最適を探すような、プロダクトアウト型からの脱皮を目指します。

幸いなことに、私たちはニットやコートなどを含めて、衣料アパレル、寝装、インテリアなど、それぞれの分野で素晴らしい得意先を持っています。そのお客様に対して私たちが有する価値を十分に発揮できるようになるには、1~2年はかかるかもしれませんが、必ずさらにお役立ちできるよう、努力を続けてまいります。

それぞれの無形の資産を大切にしていく

それぞれの部門が大阪杉本とのアライアンスを通して備えたポテンシャルをどう活かしていけるかに、私たちの今後の成長がかかっていると思います。
KBテキスタイルという会社自体は新しくても、KBツヅキ時代から培った歴史と貴重な顧客・ノウハウを持っています。かたや、大阪杉本という会社も元をたどれば60年以上の歴史を持ち、それぞれの会社が歴史の中で培ってきたお客様からの信頼や関係性は何より大きな無形の資産です。
その無形の資産を大切にし、また新たな歴史へと発展させることが私たちの使命でもあります。

まずは自分たちの力をしっかり見つめた上で、新たに得た商材の広がりや多くの選択肢の組み合わせによるシナジーを求めていけば、自ずと結果はついてくるのではないかと思います。
そのためにも、お得意先様との関係をこれまで以上に大切にしながら、3年後のあるべき姿をしっかり描いて、取り組んで参ります。