MASUI SDGs宣言MASUI SDGs

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マスイグループ

SDGs宣言

MASUI Groupが目指すもの

 

 110余年の歴史ある繊維商社として、マスイグループでは社是である『同気相求』(どうきあいもとむ) ・「以和為貴」(和を以て貴しと為す)を掲げ、今日まで実践して参りました。その経験で世界中の人たちの役に立ちたい、その様な想いからこれからの社会ために私たちがしなければならないことを考えました。

 過去、経済発展と共に地球環境を省みない成長が続けられてきました。 その結果、森林伐採、海洋汚染、途上国との経済格差、利益追求に特化した会社運営等、とても地球に優しい環境にあると思えず、これから先、次世代の人たちがこの地球に住むことを考えた時、私たちが変わっていかなければ明るい未来はやってきません。

 同じ目標を持った人たちと環境について考え、世界中の人たちとパートナーシップを組み、これからもずっとこの地球に住み続けられる世界を作っていくこと。パートナーシップに携わる人たちが幸せで豊かな生活を送れる未来を紡ぎ出すこと。

心の豊かさと持続可能な世界を目指して、マスイグループは1本の糸からより良い世界に変えていくために、今できることから始めます。

MASUI Group

株式会社マスイホールディングス  

増井株式会社 大阪杉本株式会社 株式会社KBテキスタイル 株式会社アダプト

 

マスイグループの取り組み

わたしたちのするべきこと:

1.サスティナブルな糸、生地、製品の開発を行い、地球環境の向上に貢献する

 当グループの基幹商材であるレーヨンフィラメント「ホワイトマウンテン®」「プラチナホース®」はパルプから作られた天然素材です。土に還り、生分解性のあるこの素材を生かし、様々な用途に使用できるよう応用糸・複合糸の開発を行っています。合繊繊維のポリエステル分野では「ECOLINK®」を掲げ、リサイクルポリエステルの供給を進めています。2020年には66色展開の「ミコルトーン」を発表しました。コットンの分野ではマスイオリジナルコットン・ウズベクスタン綿糸「サマルカンダリア®」を2015年に発表し、現地の産業発展と教育支援に力をいれています。  取得認証としては、2019年にサスティナブル・コットン「BCI」を取得しています。

今後益々のサスティナブルな素材開発を進めていきます。

 

2.世界中のパートナーやその国々に住む人たちの生活を豊かに

 私たちは繊維商社という位置づけのもと、多くの国内外の企業とビジネスを行っています。各国のメーカーに独自の調査を行い、同じ目標を共有できる企業と取り組みを行い作る人・使う人の間に立って貿易を行うことで社会のお役に立ちたいと考えています。

 海外の生産国には経済的な発展途上国が多くあり、生産に関わる利益を搾取しないよう、適正な価格で輸入を行うフェアトレードを実施しています。私たちに携わる全ての人たちの生活が豊かになる様な社会を目指します。

 

3.働く人たちのやりがいを大切に、共に成長できる会社づくり

 マスイグループではライフワークバランスを構築し、仕事上で性別・性自認・性的指向等による不当な扱いがないこと、精神的・身体的攻撃を与えられるなど、危険を感じることがないこと、職場での悩み・不安等を感じた場合の相談場所を設置する等、働く人たちがお互いに支え合い、達成感を得られて成長できる。そんな職場環境づくりを目指します。

 また、マスイグループでは働く人たちが成長できるよう、新しいことに挑戦する人たちを積極的にサポートする取り組みを行っています。自分自身の成長、働きがい・やりがいを感じて仕事できる環境を作ることが、会社の成長にも繋がります。マスイグループでは、全社員が活躍できる取り組みを行っています。

 

4.ウズベキスタンで日本語を学ぶ現地の子供たちを応援する

 「サマルカンダリア®教育支援プロジェクト」

 マスイグループのオリジナルコットン「サマルカンダリア®」をウズベキスタンで生産し、現地の経済の発展をサポートすること、そしてウズベキスタンで日本語を勉強する現地の子供たちへの支援を行っています。

 「サマルカンダリア®教育支援プロジェクト」では、ウズベキスタンで収穫される良質なコットンを厳選された工場で紡績した綿糸を輸入し、日本で高品質なタオルやアパレル衣料用途で使われることで、現地の子供たちをサポートするプロジェクトです。

 生産者からそれを使う人たちまで、みんなが幸せになるために、マスイグループでは決して自社だけの利益にとらわれないグローバル・パートナーシップを築いていきます。

サマルカンダリア・ジャパンアカデミー

サマルカンダリア®教育支援プロジェクトとは、サマルカンダリアコットンの普及を通じてウズベキスタンの子供たちの明るい未来を創るSDGsへの取り組みです。

オーガニックコットンのラインナップを取り揃えるサマルカンダリアコットンは地球環境に対する貢献はもちろん、子供たちの教育にも力を入れています。

ウズベキスタンでは日本語を勉強するためにはたくさんのお金が必要になり、「生きていくこと」に精一杯の家庭では勉強がしたくてもできない子供たちが大勢います。

そこで増井株式会社では、ウズベキスタンの子供たちの将来が希望に満ちたものになるように、日本語と日本文化を無料で学べる日本語教室「サマルカンダリア・ジャパンアカデミー」を現地に設立しました。

日本を憧れの国と感じているウズベキスタンの子供たちは毎日楽しく日本語を使って勉強しており、その姿を見ることは本当に嬉しく感じています。

この教室はサマルカンダリアコットンの売上の一部を使用して運営しております。私たちは「サマルカンダリアコットンを使用しているみなさまは全てパートナー」と考えており、このプロジェクトに参加するために追加のお金は必要ありません。そのため、みなさまが参加しやすいプロジェクトとなっています。

「サマルカンダリアコットンを使えば未来が明るく変わる、変えてみせる!」-

このサマルカンダリア・ジャパンアカデミーを通じて、現地の子供たちの笑顔が更に輝くものになるように、そしてその子供たちの未来が明るいものになるように、私たちはこれからも努力し続けていきます。

みなさまのご参加もお待ちしております。